【無料】マンガで学ぶマネジメント公開中!

仕事に「感情」はいらない|感情ではなく数字で管理する組織マネジメント

会社。組織。マネジメント。

これらの言葉から、どういうことをイメージするでしょうか?

「半沢直樹」なんかを観ていると、組織では「信頼」が大切であり、ときに「裏切り」があり、ときに「怒号」が飛び交ったりしています。

これはただのフィクションですが、これがウケているところを見ると、会社人生というものを「感情的なもの」として捉えている人は多そうです。

会社には複雑な人間関係が存在し、そこをうまく切り抜けた人が出世をする。上司にゴマをすり、部下に気を使い、終業時間には心もヘトヘト。

そんな人も多いのではないでしょうかーー?

しかし本来、組織のマネジメントというのは「感情的なもの」ではありません。組織はあくまでルールで動かすものであり、粛々と淡々とことが進んでいくのがあるべき姿です。

私の会社には「人間関係」という概念すらありません。

雰囲気、空気、相手への気遣いなどで組織が動いているわけではなく、仕組みによって動いている。だから人と人が「摩擦」を起こすことはありません。「人間関係」が生まれることもないのです。

ビジネス書としては異例の30万部突破!
書籍『リーダーの仮面』の図説資料
をプレゼント!
リーダーの仮面図解

株式会社識学 代表取締役社長 安藤広大の執筆した書籍「リーダーの仮面」は、結果の出せるリーダーになるために必要なテクニックをまとめたリーダーシップ本の決定版!

優れたマネージャーに、才能・人間力・経歴は一切必要ありません!

誰でも実践できるマネジメントの原理原則PDF17ページにググっと凝縮!

ぜひ、DL頂き、皆さまの日々のマネジメントに生かしてください!

マネジメントは「国語」ではなく「数学」

組織マネジメントについて、かつての私はどちらかというと「国語」的なものだと思っていました。

文脈や文章のあいだを読むように、人の心や言葉のあいだを読みとって心を動かす。そのやり方が正しい組織マネジメントだと思っていたのです。

しかし「識学」に出会って、考え方が180度変わりました。

組織マネジメントは「数学」もしくは「物理」なのだと気づいたのです。数学や物理のように仕組みどおりにやっていくことで、いちばん組織が強くなるということを発見しました。

一定の法則や公式が存在するので、エラーがなくなりますし再現性もある。うちの会社もこれだけ急成長していますが、組織マネジメントのエラーによるロスはほぼ発生していません。

経営やマネジメントについての本を読んでいても、組織マネジメントを「国語的なもの」としてとらえているものばかりです。しかし組織運営は「数学」なのです。数学や物理のように公式があるものなので、公式どおりにやっていけばいいのです。

数学的な組織マネジメントは「非人間的」なのか?

組織マネジメントは、数学や物理と同じ。

こういうことを言うと、かならず「非人間的だ」「なんか冷たくてイヤだな」と言われます。

ただ、こう思うのです。

国語的な、一見「人間的な」運営をしたとしても、成果が出ずに雇用が維持できなくなったり、会社が解散してしまったりする方が、結局は「冷たい」のではないか、と。

私が言っているのは、あくまで「マネジメントが数学や物理である」というだけです。そこで働いている人たちは、当然感情を出します。

そこは否定すべきものではありませんし、そもそもコントロールすることはできません。「ロボットになれ」と言っているわけではないのです。

「感情」は不要だと述べましたが、感情を出していい瞬間はあります。それは「結果が出たあと」です。結果が出たあとの感情は「力」に変わります。

結果が悪くて悔しければ「次はなんとかやってやろう」となるし、結果がよくてうれしければ「もっとがんばろう」というエネルギーに変わります。

逆にいちばん感情を出してはいけないのは、スタートからゴールのあいだです。仕事を始める「前」や仕事をしている「途中」によけいな感情を持ち込んではいけない。

よく決起会や、景気付けに「ウォー」と盛り上がる会社なんかがあったりします。飲み会やカラオケにみんなで行って「すごくテンションが上がったからがんばろう!」などと言っているチームがあります。

そういう組織はダメです。

感情を感じている時間というのは、手や頭が動いていません。単純にロスタイムになります。

それに加えて、上がった感情はかならず下がるようにできています。飲み会で盛り上がった次の日に二日酔いでテンションが下がる。昨日はやる気だったけど、今日は冷めてしまった。そんなことはざらにある。

だからこそ、過程にいるときは感情を廃して粛々とやるべきなのです。

変化の時代だからこそスピードを重視せよ

感情ではなく、ルールや仕組みで動くようになると、自然と組織の速度が上がっていきます。速度が上がることで、組織はいくらでも間違えられるようになります。トップも間違えることを恐れなくなります。

すると改善回数が他社に比べて圧倒的に多くなりますすると、もともとの能力が劣っていたとしても、勝てるようになるのです。

将来予測はどんどん難しくなっています。

「未来に何が起こるか」はこれまでの時代と比べても不透明です。だからこそ絶対に速度を高めたほうがいいのです。

これからは「どれだけ早く変われるか」「早く動けるか」「早く改善できるか」に勝敗がかかっています。余計な「感情」に振り回されている場合ではないのです。

 ̄ ̄ ̄

引用元:安藤広大/株式会社識学 代表取締役社長note「組織マネジメントに「感情」はいらない」

書籍『数値化の鬼』の要約解説図をプレゼント!
書籍『数値化の鬼』図解要約資料

株式会社識学 代表取締役社長 安藤広大の執筆した書籍『数値化の鬼』が、なんと発売後 約1か月で12万部を突破しました!

この感謝を皆様にも還元すべく、株式会社識学では、『数値化の鬼』の図解解説資料を作成いたしました!

一度書籍をお読みになった方も、まだお手元にない方もどなたでも満足いただける完成度となっています!

眺めるもヨシ、印刷して目の付くところに飾るもヨシ、使い方は自由自在!

是非、こちらからDLしてくださいね!